全国一律1500円に!中央最低賃金審議会で議論開始

中央最低賃金審議会で今年度の最低賃金の引き上げ額の目安を決める議論が始まりました。本審後に開かれた目安小委員会は、公益、労働者、使用者の3者がそろった審議部分をはじめて公開しました。

今年度は、岸田政権が目指す「全国加重平均1000円」に注目が集まっています。しかし、これでは実質賃金はプラスになりません。

審議の始まる前には、会場となった厚生労働省前にたくさんの労働組合が集まり、「時給1000円では暮らせない」「物価高騰を超える賃上げを」などと訴えました。