最低賃金を巡る議論はほぼ非公開

読売新聞が都道府県労働局に対して、最低賃金の審議を公開しているかアンケートを実施しました。

金額審議を公開していると回答したのは、鳥取と和歌山の2県のみ。その他はすべて非公開でした。さらに、議事録も約8割が非公開で、要旨のみ公開されています。

中央最低賃金審議会は今後、金額を審議する小委員会の議論を公開する方向で検討中です。最低賃金は、すべての労使に関係する重要な金額です。決定プロセスをすみやかに公開すべきです。