厚労相が不誠実な対応「渡せるか渡せないか言えない」 最低賃金審議会への要請受け

最低賃金大幅引き上げキャンペーンは23日、最低賃金の再改定を求める要請書を厚生労働省、中央最低賃金審議会へ提出しました。

しかし、応対した厚労相職員は、「審議会へ渡せるか渡せないか、この場では言えない」と非常に不誠実な対応をしました。

これまで、多くの地方労働局で最低賃金再改定の要請が行われています(下表、最低賃金大幅引き上げキャンペーン調べ)。今後も増える見込みです。

特に最低賃金の低い地方は、物価高騰のあおりを大きく受けています。厚生労働省はこうした声を聞いて、再改定に向けて前進してほしい。