2021年度地域別最低賃金の答申が出そろいました。中央最低賃金審議会の出した全国一律28円の目安に対して、7県が上回りました。島根は4円上積み。
時事ドットコム
最低賃金、全国平均930円 コロナ下、上げ幅最大:時事ドットコム
厚生労働省が13日発表した2021年度の都道府県別最低賃金(時給)は、全国加重平均で前年度比28円増の930円となった。上げ幅は過去最大。新型コロナウイルス感染拡大で業績の厳しい中小企業が大幅引き上げに反発する中、国の審議会が目安として示した全国一律28円を7県が上回った。今回初めて、全都道府県で時給が800円を超えた。
これが実施されれば、全国加重平均は、現行の903円から930円へ引き上がりますが、政権が目指している1000円に対してでもスピード感は足りません。
最高額は東京都の1041円で、最低額は高知、沖縄の820円で、金額差は埋まりません。