都心部と変わらず地方でもお金はかかる

キャリコネで、青森に住む氷河期世代の男性の生活について紹介されています。

正社員ですが、残業がないと月の手取り額は14万円。時給にすれば、1000円を切ります。静岡県立大学の中澤秀一氏らが行った最低生計費調査では、都会も地方も、最低生計費として時給1500円が必要との試算が出ています。

2021年度の青森県最低賃金は822円。ぜんぜん足りません。

都会では、公共交通機関が発達しており、交通費が少ないものの、地方では働きに出かけるにも、自家用車が必須です。地域間格差も必要ありません。

その男性は、こう答えています。

地方でもお金はかかります。貯金なんてできません。車がないと生活できないので車の維持費だけで年間何十万です。地方だから食材やガソリンが安いわけではありません。

これが地方に住む人の実感です。全国一律に向けて声を広げましょう。